スカシカシパンを追え!!

〜〜スカシカシパン大調査プロジェクト〜〜
いよいよ最終章
スカシカシパンのタグを回収せよ!!

賀茂地区ダイビング協議会では、皆様にスカシカシパンの里親になっていただき、タグをつけて、スカシカシパンの動きを追跡してまいりました。
2年にわたり追跡してみた結果、タグをつけたスカシカシパンは、タグをつけた地点からほとんどはなれていない場所で見つかってきました。

スカシカシパンは1日で数メートルは移動します。
不思議ですね
1日で数メートル移動すれば、2年もたてば、遠くへ行ってしまいそうです。
それなのに・・・・


スカシカシパンにつけた
タグにも海藻が付着したりし、スカシカシパンにも負荷がかかってしまいそうなので、
2008年より回収をいたします。
一斉に回収し、2年間かけてどのくらい移動したかを調べます。
おそくら
世界でも初の大規模な調査になると思います
詳細はこちら

スカシカシパン回収ログ  6月7日

探せ“極小スカシカシパン”  スカシカシパン里親制度とは


黄金崎公園にたくさん成育しているスカシカシパンはほとんどその生態を知られていません。
たとえば
生きている小さい子供のスカシカシパンを見たことのある人はいないと思います。
今まで日本で確認した生体の最小サイズは5センチくらいです。
子供をほとんど見ないのに成長したサイズはたくさん見ます。これって不思議じゃないですか?
たとえばこんな仮説が!!!
●スカシカシパンは寿命が非常(に長)いため小さい個体がほとんどない
●実はある年に大量発生してそれが生き延びている
●小さい個体は深いところで生息していて、大人になって浅い水深へあがってくる
●小さいうちは砂の奥深くに潜っている
等など色々な仮説が考えられますが、実際には何もわかっていません。
研究に役立ちながらダイビングの楽しさの一つのアイテムに
スカシカシパンっていい名前だと思いませんか?
色々なことを連想させるし、地味だけと興味深い生き方をしているかもしれません。
今までのダイビングスタイルにちょっとだけ調査の視点と生物的視点を加えることでダイビングの楽しさが少し広がっていくと思います。

雑誌ダイバーの7月号にも掲載されました。
「スカシカシパン」
(棘皮動物ウニ綱楯形目スカシカシパン科Astriclypeidae)や同属の「タコノマクラ」

う〜〜ん
大文字焼きのようでもある。
調査タグをつけました
手始めにスカシカシパン25個にタグをつけました。タグのスカシカシパンに与える影響を調べています。
タグはすでに他の研究で使われているので問題は無いと思いますが念のために!!

後日、影響はほとんどないとわかりました。
砂に埋まっているとこんな感じに見えます
お願い
★タグをつけたスカシカシパンを動かさないでください。
★タグのついたスカシカシパンを見つけたら場所とタグ番号教えてください。
他地域でもいいので小さいスカシカシパンを見つけたらサイズ(最大殻経)を測って、写真を提供してください。

スカシカシパンログ2006年10月19日
スカシカシパンプロジェクト協力組織
東邦大学理学部海洋生物学研究室、
特定非営利活動法人・日本安全潜水教育協会
安良里漁業協同組合
賀茂地区ダイビング協議会
KAMOダイビングダイビングサービスタツミ安良里ダイビングセンター
お問い合わせは各ダイビングサービスへお願いいたします

似たような生物に
ヨツアナカシパン
黄金崎ではほとんど見ません。
田子のセバマ海岸で極小の固体もたくさん見つかりました。
タコノマクラ
定番?黄金崎でも良く見かけます。タコノマクラ
の小さい個体は見つかります。
ハスノハカシパン
こちらも黄金崎ではほとんど見ません。